naked

たまには衣を脱いで

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「読み手が読みやすいように」「記者ハンドブックではこれはひらいて」「そもそも記者ハンドブックというのは」「句読点の使用頻度に注意して」「難しい単語や分かりづらい言葉は前後に解説を入れてあげて」「段落はきちんと意識して」「校正記号は」「そもそも文章というのは」「うんたらかんたら」

 

ああ~~うるさい!うるさいうるさいうるさい!好きに文章書かせろ!まあ普段は仕事だから仕方ないけど!こういったルールたちに縛られず、自慰行為的に文章が書きたいものです。いざ書こうと思って、学生時代や新卒時代に使っていたはてなブログやnoteを開くと…イ、イタい!学生時代、特に大学時代は暇だったのか、当時の私が書いたブログに似合う言葉は「鬱屈」「メンヘラ」「根暗」そのもの!ちょっとこれを誰かに見られるのは避けたい…。そう思って新しい場所を開きました。お暇な方は覗いてみてくださいね。

 

さて、私がなぜブログに「naked(裸、むき出しの)」と名付けたのか。それは単純に「ブログの中くらい素のままの自分でいたい」と思ったから。基本的に激ロースペックで不器用だから、素のままで接するなんてしたらただの根暗でダメな人になってしまう。そうして無理くり薄っぺらい陽キャを演じて、ロースペックをカバーしています。

 

素で接したことがある人なんて父くらいだ。高校からまともに口を聞いておらず、社会人になり、すぐに母が死んで、何だかんだ唯一無二の肉親となった父とは雨どころか大嵐が来て地が固まった。大嵐というのは母の死後、慶弔休暇を使って家出して男と遊びに行ったこと。実家暮らし箱入り娘、人生初の昼帰り。帰宅後父に超絶怒られたけれど、私が今まで両親に抱えていた文句をその倍以上にキレ散らかしたら謝られました。和解。このタイミングから素で話せるようになった気がします。

 

この話になると長くなってしまいますね。とりあえず、こうして薄っぺらい陽キャを演じなくて済む世界を広げられるよう、このブログをちまちま書いていこうと思っています。自分の中のちょうどいいテンション、接し方に出会えるといいな(アラサーの言うことなのか)。